rey-

君にはさ、見せたいよ。夢見てる輝く世界

ピンクとグレーに染められた。

公開から2ヶ月…公開するまで楽しみで待ち遠しかったのに、終わるのは早く切ないものですね。はい。。。。
ピンクとグレー楽しかったな。主演映画って素晴らしい。
裕翔くんが綺麗なんだよな。
なんてたって、映画向きの顔だもんな。


いやでも、雑誌でもかっこいいし…
実物だってかっこいい…
(そういうことを言っているのではない)


かっこいい通り越して、美しいし綺麗だし。



映画自体 初。
主演するのだって、もちろん 初。
そんな初出演初主演映画が『ピンクとグレー』で
本当によかったねぇぇぇぇ。
加藤先輩に感謝っス。

ごっちとりばちゃんいいよな。。
監督の演出のおかげで2人を演じれていいよな。。
どっちも演じられたからこそ、
裕翔くんの良さも2倍で伝わるよな。。







ごっちが売れていく、、僻むりばちゃん。
近すぎる関係が2人を苦しめる。
当たり前に一緒にいた時間が終わる。
りば「俺、ごっちと一緒に住めねぇーわ!」

言われた時のごっちの悲しさが上手く表現出来てた…
というか、悲しさが来る前に突きつけられた現実に
感情が止まった瞬間があった。その一瞬が美しかった。

りばちゃんと会わなかった3年間
ごっちは何を考えてたんだろう。
りばちゃんのことを考えた瞬間があったのか。
サリーのことを思った瞬間があったのか。


もはや何も考えてなかったのかも…。
仕事(※あのPVマジでかっこいいよね。普通にJUMPのコンサートの
ソロコーナーで歌ってくれていいよ。むしろ、お願い致します。)

に追われて、1日1日を生きることに…目の前のことに…
必死だったとしたら。






同窓会がある。ふと、りばちゃんはどうしているのかなって
一度そう思ったら気になる。




ごっち「これから呑みませんか?」この距離感。絶妙!


飲みながらいっぱい話ししたんだろうな。
あんなに酔ってたもんな。笑



ごっち「代わってあげるよ…。明日からすぐ有名になれるよ」
切ない…。あ、まただ。また悲しい目。悲しい声。
綺麗な瞬間。


ごっちは決めてたって言ったけど、りばちゃんに会った時、
また会えた時に、そう(自殺)するって決めたんだとしたら
このシーンのごっちはかなり切ない




赤い風船が飛ぶ…
ごっち、りばちゃん、サリー
それぞれ違う場所から1つの風船をみる。
りばちゃん、サリーは、風船を見上げてる。
地上から見上げてる。。

ごっちはマンションのベランダから、
風船と同じ目線…いや少し下の方に見えてる。

いる(場所)世界が違う。そう感じた。







(私、ごっちの裕翔くんの演技が好きなんだよな)

世間からみれば、
売れたごっち、華やかな世界にいる方がピンクで
売れないりばちゃんの方がグレーだと思う。

だけど感情的には、ごっちの方がグレーに見える。
ごっちってさ…寂しくない??
お姉ちゃんいなくなって、、りばちゃんもいなくて、、
サリーもいなくて、、事務所も代わって(ごっち「売れたんだ俺は…」)

独り…。







62分後の衝撃
世界がグレーに変わる。(世間的にはやっぱり)りばちゃんはグレーなんだ。。

りばちゃんの目は…死んでる。
ごっちには勝てないって理解してる目。
なのに勝ちたい。ぐちゃぐちゃ。

ごっちをどこかで探してる。

表情や動き、ごっちとは違って自分に自信がない感が出てる。
菅田くんのりばちゃんが(いい意味で)ダサくみえたのなら
裕翔くんのりばちゃんは不信感を抱えた芸能界にびびってる、
今まで生きてきた一般人とのギャップに引いてる…
それに加えてごっちという高い壁に怯えながら
生きてるように見える。


2人のりばちゃん比べるだけでも面白い。




映画館、何度通っても直視出来ないあのシーン。


三神(夏帆)「他人になるって、なにそれ…」



確かに、、なにそれってなるよね。
結局ごっちが何をしたかったのか、、
壊れていくりばちゃんがよかった。


個人的には、もっと叫んで、もっと怒鳴って、
この世界に味方は居ない…というくらいに
めちゃくちゃにして欲しかった気もする。。

怒んないのかな…裕翔くん。
確実に怒鳴りなれてはいないよね…
キレやすい(by知念)とは聞くけど、、笑
本気で怒るってなかなかないよな…


その分、静かにキレるところは抜群に腐った人間だった。←褒めてます
りば「違いますから…俺とあいつとじゃ…」



最後の山場
りばちゃんがごっちと心の整理をつける時。

りばちゃんが真実を求め、ごっちの家に行く。
空想の中。あれは撮影で使った家だから、
本当にごっちの家ではない。



自殺しようと首に縄を通す、りばちゃんの手が震えてる。
死にたくない…。
怖い…。
生きたい…。


(りばちゃんが首に縄が通る瞬間は、過激なシーンと同じくらい目を背けてしまう。ごっちの時は大丈夫だったのに、なんでだろう。って思っていた。



りばちゃんが死にたくないって思ってるのが伝わってくるからなのかな。毎度毎度、このシーンの裕翔くんのりばちゃんに泣かされる。)







ごっち(柳楽)「りばちゃんは、生きていたい人」

それでいいじゃん。







ごっちに抱きしめられた瞬間、
グレーだった世界に朝日とともに色がつき始める。

世界は終わらない。
1人消えったって、時は進み続ける。
それがごっちだろうと、次の朝はやってくる。



「しょーもなっ…」

















(※これらは、映画『ピンクとグレー』を観た一個人の感想です。小説はまだ読んでいないので解釈の仕方が間違っていたらすみません。あくまで、感想ですので…)