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君にはさ、見せたいよ。夢見てる輝く世界

継続は力なり

2004年3月28日 小さな男の子の冒険が始まった。

男の子は歌った。


"花屋の店先に並んだ いろんな花をみていた ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね"


J.J.Expressとなった。
TOKIOの「自分のために」のPVにでた。
『エンジン』『野ブタ。をプロデュース』に出演した。

順調だった。


年上の人が多い世界の中に、また1人小さな男の子が入ってきた。この男の子と友達になった。
映画をよく見に行ったり、、
一緒に帰ったり、、
過ごす時間は増えていった。


友達はやめたいといった。男の子は引き止めた。だけどもっと真剣に話を聞いてあげればよかったと後悔した。


挫折はなかった。この時はまだなかった。

期間限定のHey!Say!7が作られた。
友達も一緒だった。

仲間は増えっていった。

Hey!Say!JUMPが結成された。
嬉しかった。でも、、、真ん中を歩いてきた彼は、すぐには変化を受け入れられなかった。
立ち位置、メンバーとの関係性、悩みに悩み、彼はふさぎ込んだ。


"それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?"



限界だった。心の中のひがみや嫉妬が。
限界までいって、やっとふっきれた。



"そうさ 僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花をさかせることだけに 一生懸命になればいい"



俺は俺でちがう道を行けばいいんじゃないか。僕にしかできないことだって、きっとあるんじゃないか。
彼はそう思えた。



彼は楽器の中でも、偶然にもドラムを選んだ。メンバー全員とお客さんが見える位置にいるドラムを。

彼は趣味の中でも、カメラを選んだ。どんな時でも、自然な表情でいてくれるメンバーを撮ることが出来るカメラを。

ドラム…写真…乗馬…一つずつ武器を身につけていく。

『理想の息子』『シェアハウスの恋人』『半沢直樹
演技の仕事が帰ってきた。


堺さんに、泣くシーンを褒めてもらった。すごく嬉しかった。
彼は芝居のことだけじゃないけど、どんな経験も必ず何かの役に立つと知った。
やりたい方向性が決まった。



武器の一つにモデルも増えた。



『東京バンドワゴン」『弱くても勝てます』『水球ヤンキース


俳優の仲間も増えた。

それから『デート』と続いた。



『ジャニーズっぽさをなくして』監督から求められた。俺がやりたいことが間違ってないんだなっと思った。


24時間テレビ』の仕事がきた。素敵な先輩との関わりが増えた。

目指すべきところも見えて気がした。



初主演の映画『ピンクとグレー』に出会えた。

先輩が繋いだバトン。必死だった。


「僕って、なんでしょうね。頑張っていないように見えるけど、実は(陰で努力して)驚かせたい人、みたいな感じかな。とにかく今はいろいろ吸収するとき。"習うより慣れろ"じゃないですけど、それね新しい面を出せればグループにも還元できるし。いろんなスゴイ人たちとお芝居をして、学びたい。」


今1番やっていて楽しいのはお芝居してる時間…
また武器が1つ増えそうだ。




終わりはこない。そう、信じてる。彼がこう言ったから。

「どんだけ落ち込んでも、やめようと思ったことはないんですよね。一度も。だってやめたら元も子もないじゃないですか。やめちゃったら、もう頑張ることすらできない。だから、どっかに望みみたいなものを持ってたんだと思うんです。心のどこかに。」


やめちゃたら、もう頑張ることすらできない。

どんなに苦しくても、辛くても、、頑張る。
継続は力なり。





彼の冒険は続く。。。










ー小さい花や大きな花
    1つとして同じものはないから
        No.1にならなくてもいい
            もともと特別な only youー




入所12周年おめでとうございます。